行政や金融関連の手続きを終えたら、次は日常生活に直結する準備。ここをサボると出国後にめちゃくちゃ困るので、私たちが実際にやった「携帯電話」「免許関係」「病院」についてまとめてみます。

1.携帯電話の契約を見直す
私たちは二人ともSIMフリーなので、現地に着いたらニュージーランドのSIMを買う予定でした。
問題は「日本の携帯電話番号をどうするか」。クレジットカードのセキュリティSMS認証でも電話番号はよく使うので、残しておきたい気持ちも強かったんです。
日本のキャリアを解約してしまうと今までの番号は二度と使えなくなる…。
今のキャリアで契約を継続すれば携帯電話番号を使い続けることは可能。ただ、1年間も使うことがない日本のキャリア料金を払い続けるのはもったいない…。
色々調べた結果、私たちは 楽天モバイルに乗り換えることに。理由はシンプルで、今までの電話番号を残しつつ、安くて海外でも毎月2GBまで追加料金なしで使えるから。
楽天モバイルは、手続き自体はオンラインでできるけど、元のキャリアから MNP予約番号を発行してもらう必要があります。
※「最短3分で開設!」と書かれていたけど、実際は4~5日かかりました。しかもSMS認証が必要なので、日本にいる間に必ず余裕をもってやっておくのが大事。私たちは出国直前に手続きを始めてしまい、間に合うかどうか本気で焦りました…。
結果的に日本の番号をキープできたので、会員登録やクレジットカード利用の認証に困らずに済んでいて、この方法にして正解だったと思っています。
2.運転免許証
意外と忘れがちなのが、日本の運転免許証の有効期限。出国前に必ずチェックしましょう。万が一にも出国中に有効期限が切れてしまうと免許の再取得になって無駄なお金と時間を費やすことになりかねません。
帰国予定日からもちゃんと余裕があるか確認しておくのがおすすめ。フライトがキャンセルされて数日遅れて帰国するパターンもあるので、ギリギリの期限だと危険です。
3.国際運転免許証
ニュージーランドは車がないと生活がかなり不便。ということで、私たちは国際運転免許証を発行しました。
- 有効期限:申請日から1年間
- 手数料:2,350~2,650円(自治体によって異なります)
免許センターで1時間もかからず取得できたので、準備のなかではラクな部類。
ちなみに、まだ免許を持っていない人は、現地で免許を取るのもアリ。ニュージーランドは日本よりも取得費用が安いので、むしろおすすめかもしれません。
4.通院
長期で海外に行くなら、出国前に病院に行っておくのも大切。
妻は毎日服用している薬があったので、主治医の先生に事情を説明したら、最大で6ヶ月分の薬を処方してもらえました。もし途中で帰国することがあるなら、その時にまた来てくださいね。とも伝えられました。
現地で病院にかかるのは手間もお金もかかるし分からないことも多いので、日本にいるうちに準備しておくと安心です。

