
【#4 ビザ申請~取得までのリアル体験談】で少し書いたように、ビザ申請を夫婦同じタイミングで出したのに、なぜか妻だけ「胸部X線検査を提出してください」というお達しが…!しかも「15日以内に結果を送って」と。いやいや、そんな急に言われても…。今回は、とにかく大急ぎで検査を受けた妻の話をシェアします!
急いで指定の病院を予約
ビザの申請をした当日と翌日に届いたメールによると、ビザ用のX線検査は、①メールが届いてから15日以内に検査結果を送る必要があることに加えて、どこの病院でも受けられるわけじゃなくて、②指定病院で検査を受ける必要があるとのこと。それも日本全国に5か所しかないらしい。選択肢が少なすぎてかなりびっくりしました。


指定病院はこの5つ。
<北海道・東北地方>
・札幌東徳洲会病院(北海道札幌市)
<関東地方>
・聖母病院(東京都新宿区)
・東京メディカルアンドサージカルクリニック(東京都港区)
<関西地方>
・大阪回生病院(大阪府大阪市)
・神戸海星病院(兵庫県神戸市)
いや、これ15日以内にこの病院に行けない人もいるでしょ…!と思いながら、私の場合は東京が一番行きやすかったので、まずは新宿区の「聖母病院」に電話してみました。しかし、予約がいっぱいで、空いているのは締切ギリギリの日程しかない。提出期限に間に合わないかもしれないと思うと、さすがに怖い…。
念のため「東京メディカルアンドサージカルクリニック」にも問い合わせてみました。電話で普通に話始めようとしたら、まさかの英語で話しかけられ、日本なのに英語対応かい!とびっくり(笑)。気を取り直して英語で尋ねると、平日であれば予約可能な日程がいくつかあるということ。料金は聖母病院よりも若干高めだったけど、安心をとってこちらの病院で予約を確定しました。
検査当日~ビザが下りるまで
検査当日は、
- パスポート
- 事前記入したレントゲンフォーム(Immigration NZからのメールの添付資料にフォームをダウンロードするページへのリンクあり)
を持参。
※予約時に病院から「Section A~Eのうち、Section Aを記入してくること」と「顔写真は病院で撮影するので準備しなくて良い」と言われました。これはもしかしたら病院によるかもしれないので、予約時に確認してみてください。
<レントゲンフォーム(Chest x-ray Certificate)のSection Aの記入例>

病院の受付では日本人のスタッフさんが対応してくれたので安心でした。
受付でパスポートとレントゲンフォームを渡した後、レントゲンフォーム用の顔写真をスタッフの方に撮影していただき、院内アナウンスで呼ばれるのを待つだけ。
検査自体は、普通の健康診断でやる胸部レントゲンと全く同じ。特別なことは何もなく、受付から支払いまで1時間もかからず終了しました。
料金は 12,600円 でした。
病院の受付でも説明がありましたが、日本はeMedicalサービスが利用可能な国なので、検査結果は病院が直接Immigration New Zealand(ニュージーランド移民局)に送ってくれます。検査を受けることさえできれば、あとの手続きが不要なのは、かなり助かりました。
検査の翌日には、eMedicalから英文のメールが届き「健康診断が完了し、Immigration New Zealandに提出されました」とのこと。これでひと安心。

その後、ちょうど1週間後に無事ビザが下りました!
おわりに
結局、妻がビザを取得できたのは出発予定日の2週間前でした。航空券は予約しちゃってあるから早くビザが下りないかな…と夫婦共々そわそわしながら待機していました。
何ごとも時間に余裕をもって準備するのが一番ですね。。分かってはいるんだけど…笑

